ゴールデンスランバー

面白かった!


堺さん演じる青柳が突然訳もわからず首相暗殺事件の容疑者にされてしまうところから話が始まるんだけど、視聴者のこっちも主人公と同じくなぜなのかわからないから、相武ちゃんの役は何者なの?、猟銃ぶっ放す大男がコワすぎる!と、どういうことなのかハラハラしながら入り込めた。
で、実は仲間だと思っていたこの人が黒幕でしたーみたいな結末になるのかと思ったら、青柳がなんで容疑者にされたのかは明かされないのですね!!!ここがビックリした!最近そういう展開のドラマ・映画が多いから、てっきり吉岡さんかひとりあたりが怪しいのかと…。青柳の逃亡のために昔の友人・恋人、同僚、バイト先の人、助けたアイドル、入院患者や通り魔犯までもが協力をしてくれるんだけど、すべてが信じられる人だったのが良かった。青柳が何度か自分の武器は「信頼すること」と言っているんですが、この物語は人との信頼を伝えたかったんだなーと思えました。
ラストに冒頭のシーンが出てくるのもやられたし、容疑者にされた息子にテレビを通して呼びかけるお父さんのシーンも良かったなー。