「県庁おもてなし課」感想

ネタバレします!
















気が利くんだか利かないんだか、空気が読めるんだか読めないんだか…な掛水くんが可愛くておもしろかったー!多紀ちゃんの機嫌をとろうとアイスクリンを買うのは良いんだけど、「機嫌なおった?」とか聞いちゃうし!行くべきじゃないのに佐和さん追いかけていっちゃうし!「そこ絶対告白のタイミングでしょー!」ってとこで言うこと「多紀ちゃんって呼んでいい?」だし!パラグライダーに挑戦するところはちゃんとしっかり気遣えてたね。「は?」とか「え?」とかが多い掛水くん、りょうちゃんはとってもとってもキュートでした!
まきちゃん演じる多紀ちゃんも可愛い!自転車漕ぐの速すぎる多紀ちゃん!あれどんだけ早いんだろうね(大笑)仕事もできるし、努力家で素直で可愛いなーって思える女の子ですね。土佐弁も可愛いし。「〜き」って言うのが可愛い。
そんな2人の恋愛は発展しなさすぎて(笑)ほんとじれったかったー!掛水くん、泣いてる多紀ちゃんを一回ハグしちゃってるんだから、そのあともっとお互い意識してギクシャクなっちゃうと思うんだけどね…!もうひとつの気になるカップル、吉門さん&佐和さんももどかしくて…!でも最後は吉門さんは男らしく「好きや」って…!あれは良かったなぁー。
このじれったい男2人のやりとりも大好きです。多紀ちゃんを駅に置いて行ったことに対して吉門さんから「バカか」って言われる掛水くんのシーン、好き。そして佐和さんから逃げてきた吉門さんに、今までのお返しかのように「バカか」って言う掛水くんのシーンも好き。うまい。
掛水くんがパラグライダーで飛ぶシーンなんて特にですけど、山や川や自然豊かな高知の映像も美しかった!とーまのドラマのときから思っていたけど、柵のない橋(沈下橋)が気になります。高知遊びに行きたいですー。カツオたたき食べたいしアイスクリン食べたいしいも天食べたいし。(食べたいばっか。)行くなら県庁セット公開もしてるし有川先生の展覧会もしてるし今年がいいですよねえ。
映画の最後は、全然時間を感じていなかったもので「あ、これで終わりなんだー」って思いました。話はここから先がどうなるか知りたいってところですけど、それを描くのは難しいですよね。フィクションとはいえ、上手くいって観光客が増えました!なんてストーリーも白々しいし、そうなるとこの終わり方は納得できるものです。
りょうちゃんは監督に「この映画はある青年の成長の話だ」と言われていたっていうのを雑誌で読んだんですけど、ラストのテレビ出演での掛水の思いからダブルピースで「多紀ちゃん♪♪」なんてまさにそうですよねー。それにしてもあのピースは可愛すぎた!りょうちゃんお得意のポーズだよー。あんな可愛い28ちゃい…。
原作はまだ読み始めたところなんですが、すでに、ここの部分やここの部分が映画で使われているのかーと感心しています。続きも楽しんで読みます!