映画「ストロベリーナイト」

初日に観て参りました。SPドラマも観たし、今週末はストナイにどっぷり。ゆえにレンジャーはまだあんまり楽しんでいません（笑）ストナイ公開待ち遠しかったよー！見終えたあとの疲労感といったらすごかったですが…満足！「姫川班最後の事件」と予告でも流れていますが、結末からするとほんとうにそうなんだなーと思えるものでした。最初のSPドラマから観てきてあのキャストの「姫川班」が好きだったから、寂しいです…。この続きを描くとなると今のキャストではなかなか難しそうなんだよなぁ…玲子さんが回想でもしない限り。
連ドラでも大好きだった居酒屋会議のシーンが映画でも面白かった！井岡がおもしろすぎる。居酒屋シーン以外でも井岡が良い！終始シリアスな話の中で、井岡の出てくるシーンは唯一和めたように思います。
姫川と菊田、そして牧田の恋愛要素もドキドキしました。菊田西島さんかっこよかったーー。菊田、主任のこと見つめすぎなんだもの…いいなー（笑）大沢さんもねーかっこいいんだよねー。和田課長の三浦さんもまた良い役でかっこいいんだよねー。たまらんです（笑）
原作未読でしたので事件の内容もちゃんと理解できるか不安でしたが、大丈夫でした。映画も観たことだし、早速原作も読みますよ。

ではこれよりネタバレばればれ。

井岡の名前を出したのでまずそこから言及しますが。親戚のおじいさんが３回も亡くなったことにして休みを取り、異動になっている井岡…ってのが笑ったー！ほんと良いキャラだなー（笑）そのことを報告するのが湯田くんだったのもフフフでした。「ポンピーン」良かったよ、マルちゃん♪
後半でも、井岡は落ち込んでいる菊田にイチゴ・オレをそっと差し出すんだけど、このシーンも良かったなぁ…。お調子者だけど優しいんだよね、井岡さん…。そのお返しにパンチする菊田も、それを思いっきり痛がる井岡も…この前までが重いシーンだったのでここでくすりと笑えて良い印象深いシーンでした。
今作では姫川玲子の恋愛要素も重要なものであり、連ドラから姫菊２人のあのもどかしい関係のファンだったものとしては、どうしてくれるのか非常に楽しみだったんだけど、結論から言うともーーーう切なくて！菊田が切なすぎました…。特に、玲子と牧田が乗る車を追いかけて、２人が話しているのを（いや、話してるだけじゃないんだけど！）別の車で待っている菊田がさぁー！菊田の心境を考えたら痛すぎる…。本編最後、菊田に思いを伝えようとする玲子を「わかってます」「もういいんです」と遮る菊田も切なかったな…。菊田は玲子が何かしらの闇を抱えていることには気づいていたんだろうけど、それを受け止めることは菊田では無理だったってことかなー…。
玲子は過去に自分の身に起こった事件の犯人を殺したいほど憎んでいて、同じく過去に人を殺してしまった牧田に出会って惹かれてしまうのは分かる気もした。玲子をめぐって菊田と牧田が対峙するシーンもドキドキしたし、楽しめました。
ある殺人事件をきっかけに過去の警察の不祥事まで出てきて、「柳井健斗」は何者なのか、犯人は誰なのか、真実が明らかにされていく展開も最後まで面白かったです。姫川と菊田だけじゃなく、柳井や牧田にも感情移入しちゃったもんなー。だからほんとに疲労感すごかった…。
あとは…日下さんだ！映画の日下は姫川に良心的で優しかったですね（笑）日下さんも良い人だよねえ…。
SPドラマのことも語りたいので、それはまた。